上陸・産卵巣数調査

父島列島・母島列島合わせて大小様々な産卵浜が40ヶ所ほどあり、各浜の上陸数と産卵巣数を調査します。このことにより、調査浜の産卵成功率を知ることができます。また、浜のどの位置、どのような深さに生んでいるのかを注意深く観察します。産卵時期の標識装着パトロールの際に見た産卵や、昼間のパトロールで探した巣の位置をメジャーで計測し、後のふ化率調査につなげます。

どんなことが分かったの?

父島列島で産卵するアオウミガメは、あちこちの浜に分散して上陸するのが大好きという特徴がありますが、上陸ばかりで産卵しない浜が多く、産卵海岸は偏っています。アオウミガメの好む浜は、奥行きがあり、海岸の海底地形が岩である浜です。年によって産卵巣数にも変化があります。多い年もあれば少ない年もある、というパターンを繰り返していましたが、近年は増加傾向にあります。2001年は約450巣、2002年は約850巣、2005年は海洋センターで調査を開始して以来最高の1,000巣を超えました。
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